ストウブ鍋の使い方を分かりやすく解説!焦げ付かないコツやポイントも!

ストウブ鍋の使い方が分からない!

ストウブ鍋は無水調理ができる鍋ですが、その使い方には少しだけコツがあります。

決して難しくはないので、ここで紹介するコツ&ポイントを知って、ストウブ鍋を上手に使ってみて下さい。

ストウブの使い方

ストウブで作れる料理は様々ですが、基本的な使い方はいつも同じです。

ストウブの調理法
  • Step.1
    油をしく
    鍋底にしっかりとしきます。(ラウンド22cmだと大さじ1)
  • Step.2
    具材を入れ、塩をかける
    具材は多い方が美味しいです。塩は水分を出すために必要なのでしっかりと。(ラウンド22cmだと小さじ1)
  • Step.3
    フタを閉め、中火にかける
    鍋底に火が当たるくらいの火加減です。これ以上強いと焦げ付きの原因になります。
  • Step.4
    蒸気がフタの隙間から出てきたら、極弱火にして10分~15分
    蒸気はだいたい10分くらいで出てきます。火がちょろちょろと出ているくらいが極弱火。
  • Step.5
    完成
    大事なのは途中でフタを開けないこと。最後に余熱調理をする料理も多いです。

このステップで調理すると、具材から水分がたっぷり出て、うまみ豊富なストウブ料理が出来上がります。

要するに、具材を入れて火にかけるだけ

細かい手順のように感じますが、実際にストウブを使ってやってみると、具材を入れて火にかけるだけの簡単調理です。

多めに塩を入れたり、途中で火加減を変えたりと、ストウブならではのポイントはありますが、慣れると他の料理の片手間に出来ます。

  • 具材→塩→中火→蒸気が出たら極弱火

これだけを覚えてしまえば、もうあなたはストウブマスターです。

ストウブ調理で焦げてしまう!

ストウブは具材を入れてから完成まで、フタを開けないことが多いので、慣れないうちは具材が焦げてしまうこともあります。

ストウブで焦げ付く原因はいくつかあるので、ここではその原因と対策を5つにまとめました。

原因①:火加減が強い

中火とは、鍋底にちょうど火があたるくらいの加減です。

注意したいのは、コンロの火加減が10段階あるとして、4~6段階が中火というわけではないということ。

鍋底に火の先端が当たるくらいになっているかどうか、きちんと目で見て確認するようにしましょう。

原因②:塩が少ない

基本的にストウブは無水調理なので、水分が出なければ底面は焦げ付いてしまいます。

塩を入れると、浸透圧によって野菜から水分がどんどん出て、ストウブ調理はこれを利用して水分を補っています。

塩は野菜から水分を出すために欠かせないので、しっかりと入れるようにしましょう。

ストウブのサイズが22~24cmのラウンドであれば、具材8分目に対して、塩・小さじ1が目安です。

原因③:途中でフタを開けてしまう

ストウブは密閉度の高いフタで、蒸気を逃がさないようにして無水調理をします。

そのため、途中でフタを開けてしまうと、鍋の中の水分が飛んでゆき、結果的に焦げ付きの原因になります。

中が気になる気持ちはとても分かりますが、グッとこらえてフタを開けないようにしましょう。

原因④:水分量の少ない野菜を下に入れている

芋類や豆類、キノコ類などは水分量が少ないため、ストウブ調理で下に入れていると焦げ付きやすいです。

反対に、白菜・キャベツ・玉ねぎなど水分量の多い野菜を下に入れると、焦げ付きにくいのでおすすめです。

新玉ねぎや春キャベツなどは、とくに水分も多いので、一度試してみて下さい。

原因⑤:油をしいていない

油をしいていないのも焦げ付きの原因です。

ポイントは、底面全体にオイルを馴染ませること。最初の具材を入れたら、その具材で油を広げておくのも効果的ですね。

以上、ストウブで焦げ付く原因と対策5つを紹介しました。

  • 火加減

この3つに気を付けていれば、大きな焦げは出来にくいと思うので、焦げを恐れずチャレンジしてみて下さい。

以上、ストウブの使い方&焦げ付かない方法でした。

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