鋳物ホーロー鍋おすすめ4選!ブランドの特徴を比較!

「鋳物ホーロー鍋ってどれが一番いいの?」「ブランドごとの特徴を知りたい」

熱伝導率や保温性が高いことから、素材の旨味が詰まった料理を作ることができる鋳物ホーロー鍋。

「鋳物ホーロー鍋が欲しいな」と思っても、ストウブやル・クルーゼなど様々ブランドから出ているのでどれが一番いいの?と思う方は多いと思います。

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私も最初の鋳物ホーロー鍋は、どのブランドを購入するかとても悩みました!

この記事では、鋳物ホーロー鍋を愛用している私が、

  • 各ブランドの特徴
  • 定番鍋のサイズ22cmの鍋で内容量・重量・価格比較
  • おすすめの鋳物ホーロー鍋4選

を紹介していきます。

※サイズ22cmで内容量・重量・価格比較する理由は、使い勝手の良いサイズで4ブランドのサイズ展開が揃っているのが22cmだからです。

ぜひ参考に、自分に合う鋳物ホーローを見つけてみてくださいね。

鋳物ホーロー鍋とは?デメリットはある?

おすすめを紹介する前に、「鋳物ホーロー鍋って何?」という部分をお話しします。

  • 鋳鉄鋳物:鉄が主成分で作られた合金の総称
  • ホーロー:金属の表面にガラス素材を焼き付けた素材

なので鋳物ホーロー鍋は、鉄が主成分の鍋の表面にガラス素材を焼き付けたものです。

  • メリット:熱伝導が非常に良く保温性や蓄熱性に優れており、耐久性も高い。ガスやIH、オーブンにまで対応していることです。
  • デメリット:主成分が鉄なので重たい、ホーロー加工されているので温度差に弱く急に強火にはできないことです。
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これらのメリット・デメリットはどのブランドも共通なので、購入検討の参考にしてみてください。

ストウブ・ル・クルーゼ・バーミキュラ・シャスールの特徴比較

今回紹介する鋳物ホーロー鍋のブランドは下記の4種類!

  1. ストウブ(staub)
  2. ル・クルーゼ(Le Creuset)
  3. バーミキュラ(Vermicular)
  4. シャスール(CHASSEUR)

中には「このブランド聞いたことがある」という方も多いのではないでしょうか。

では早速見ていきましょう。

1.ストウブ(staub)

クラシックなデザインが特徴のストウブは、1974年にフランスの三ツ星シェフとの共同開発で生まれました。

当初プロ向けに開発されていましたが、現在は世界中の一般家庭でも愛されている鋳物ホーロー鍋です。

「煮る・無水調理」をはじめ、「焼く」「炊く」「蒸す」「揚げる」「オーブン調理」とさまざまな調理に対応しているストウブ。

今回紹介する鍋の中でも、無水調理は1番か2番を競うほど得意です。

鍋の内側は、焦げつきにくいエマイユ加工が施されています。

また鍋蓋の内側にピコやシステラといった突起物がついており、蒸気が水滴となってまんべんなく食材に降り注ぐことで、食材の旨味や香りをギュッと閉じ込めた料理が完成します。

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野菜と塩を入れてストウブ調理するだけで、感動するほど美味しい料理が完成します!

2.ル・クルーゼ(Le Creuset)

オレンジやチェリーレッドなど、ビビットなカラーが特徴のル・クルーゼは、1925年にフランス生まれたキッチンウェアブランドです。

キッチンウェアブランドの先駆者として、今もなお世界中で愛されています。

ストウブと同じく「煮る」「炊く」「蒸す」「焼く」「炒める」の調理法に対応しており、完成した料理はストウブとあまり変わりない美味しさです。

しかしストウブほど無水調理が得意ではありません。

その分、鍋本体がストウブより少し軽くになっているので扱いやすいのが特徴

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ストウブかル・クルーゼで悩むなら、デザインの好みで決めても良いと思います!

3.バーミキュラ(Vermicular)

「町工場から世界最高の製品を作りたい」という思いから、2010年に発売されたバーミキュラ。

バーミキュラを作っているのは愛知県名古屋市の老舗鋳造メーカーである愛知ドビーで、鋳物ホーロー鍋では珍しく日本製です。

「世界一、素材本来の味を引き出す鍋」をコンセプトに開発されており、蓋の密閉性が非常に高くストウブと張り合うほど無水調理が得意です。

持ち手がフタと本体に取り付けられているので、重さを感じにくく女性でも持ちやすいのもバーミキュラの特徴。

鍋底にグリルパンのような凹凸があり、焦げつきにくいのもポイントです。

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優しい色合いが目を引く、Made in Japanの鋳物ホーロー鍋です!

4.シャスール(CHASSEUR)

シャスールは1924年創業の鋳物製造の老舗ブランドです。

鋳物ホーロー鍋と聞いてシャスールというブランドを想像する方は少ないと思いますが、フランス製・自社生産にこだわり続けている本格的高級鋳物琺瑯ブランドなんです。

シャスールを作っている会社は元々「薪ストーブ」を作っており、ストーブに使う鋳物の技術を生かして鍋を開発したため、熱が逃げにくく余熱調理や無水調理も得意です。

鍋の完成後、入念な厳しいチェックを繰り返し日本に出荷されるので、高い品質であることもシャスールの特徴。

素材の旨味をギュッと閉じ込める感じは、ストウブと近いものがあります。

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ストウブやル・クルーゼより知名度は低いものの、この二大ブランドと肩を並べる実力を誇るのがシャスールです!

22cmで内容量・重量・価格を比較

  • ストウブ「ピコ・ココットラウンド」
  • ル・クルーゼ「ココット・ロンド」
  • バーミキュラ「オーブンポットラウンド」
  • シャスール「ラウンドキャセロール」

といった各ブランドの定番鋳物ホーロー鍋22cmの内容量・重量・価格をそれぞれ比較していきます。

ストウブ ル・クルーゼ バーミキュラ シャスール
内容量 2.6L 3.3L 3.5L 3.2L
重量 3.86kg 3.7kg 4.2kg 4.1kg
価格(税込) 35,200円 37,400円 35,090円 37,400円
※全て公式サイトに記載のものです
全体的にあまり変わりはない印象ですが、ストウブの内容量が少なく感じますね。
ただ22cmのストウブは、カレー1箱がぴったりと作れるサイズ感なので、容量に関して問題ないかと思います。
一番軽いのはル・クルーゼ。一番重いバーミキュラと比較すると0.5kgほど違います。
また通常価格は、バーミキュラ→ストウブ→ル・クルーゼ・シャスールの順で上がっていきます。
ストウブとル・クルーゼは季節ごとにセールが開催されますが、他の2つのブランドはセールになることも少ないです。
公式だけでなくamazonで価格を見ると「安い!」なんてこともあるので、購入の際にはどちらも確認すると良いと思います。

鋳物ホーロー鍋おすすめ4選!

1.ストウブ「ピコ・ココットラウンド」

初めての鋳物ホーロー鍋に一番おすすめなのは、ストウブ「ピコ・ココットラウンド」です。

ココットラウンドはストウブの定番両手鍋で、スープ・煮物・カレー・揚げ物・炊飯まで幅広く使用できるのが特徴。

本当に無水調理が得意で、野菜・肉・塩を入れて火にかけるだけで、最高に美味しい無水スープが出来上がります。

4つの鍋の中で、重量・使い勝手・価格など総合的に一番おすすめです。

2.ル・クルーゼ「ココット・ロンド」

煮物・蒸し物・揚げ物・炊飯まで、マルチに使えるココットロンド。

ストウブほど無水調理には向いていませんが、その分軽いので扱いやすいです。

なんといっても個性的なカラー展開が、ココット・ロンドの魅力

ストウブかル・クルーゼで悩んだ時は、デザインの好みで選んでも良いかもしれません。

3.バーミキュラ「オーブンポットラウンド」

鍋底にグリルパンのような凹凸があり、4つの鍋の中で焼き付けるのも得意とする商品。
バーミキュラの良さを最大限に楽しめる鍋で、一度調理すると美味しさに感動すること間違いなしです。
「日本製の鍋が良い」そんな方は、バーミキュラ一択です!

4.シャスール「ラウンドキャセロール」

熱伝導・保温性が高いシャスールのラウンドキャセロールは、性能はストウブ、デザインはル・クルーゼに似ています。

ストウブとル・クルーゼの良いところを持っていると言っても過言ではありません。

日本では比較的使っている方が少ないシャスールですが、フランスだけでなくイギリスやオーストラリアで愛されている鍋です。

結論:自分の好みで決めるべき!

以上、鋳物ホーロー鍋ブランドの特徴比較や、鍋の重量・容量・価格の比較、おすすめの鍋を紹介しました。

やはり一番使い勝手がよく、鋳物ホーロー鍋の特徴を一番楽しめて、扱いやすいのはストウブだと思います。

ただどの鍋も美味しく調理できますし、製品の質は間違いありません。

なので最終的には、自分の好みのデザインで決めるのがおすすめです!

coto
私もかっこいい感じが好みだったので、ストウブに決めました!

ぜひ自分の気に入る鋳物ホーロー鍋を見つけて、手に取ってみてください。

鋳物ホーロー鍋の虜になること間違いなしです。

他にもストウブ情報&レシピを公開中!